1967年5月にデビューした世界初の2ローターエンジン搭載市販乗用車。ロータリーエンジンのコンパクトさを活かした低く流れる未来的なスタイリングと抜群の走行性能は、ロータリーエンジン時代の幕開けを宣言するにふさわしいインパクトをあたえた。翌1968年7月には128psにパワーアップしたL10B型エンジンを搭載し、ホイールベースを150mm延長した改良型コスモスポーツが登場、最高速度200km/h、0〜400m加速15.8秒の高性能で話題を呼んだ。5年間で1176台が生産されている。
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前期タイプ L10A | 前期タイプのフロントマスク |
後期タイプのフロントマスク前後期の総生産台数は1,176台 | コスモ202、ロードスターベースの展示用デモカー |
対向式ワイパーを採用アームには高速でのワイパー浮上り防止にエアーフィンを装着 | エアーエキストラクター |
燃料キャップはトランクリッド前にフィラーリッドとキー付キャップがある |
わくわくする排気サウンドをどうぞ!! | ジェットエンジンの噴出口を思わせるテールランプの配列 |
三角窓(ドラフトウインドウ)を採用 | ドアトリムにキックプレートを採用 |
運転する楽しさが伝わってくるコックピット、ペダル高はトーアンドヒールがしやすいよう設計されている | ハンドルはテレスコープタイプ。前後に伸縮する。 |
ハンドブレーキレバーは直立にちかい。ドリフト操作に適している | ステアリングコラムシャフトに三角形状のテレスコープ調整ハンドル |
左側フートランプ。その下のポタン付リッドはトランスミッションのオイルレベルの点検窓。ラジオはモーター式自動選局。マップランプ、ホーン音質切替スイッチがみえる |
ヘッドレストは脱着式後ろ中央に見えるのが純正エアコン吹きだし口 | バッテリー格納は助手席シートの後ろにある |
バッテリー格納場所は蓋で室内とシールされたカバー付。 左は純正エアコン吹きだし口 | 左右のリヤーピラーにエアーエクストラクター調整ルーバーを装備 |
まさにコックピットの名にふさわしいインパネ配列 | 右後方から見たエンジンルーム |
右前方から見たエンジンルーム。エアークリーナーの吸気口は冷気吸気と暖気吸気に分かれている | 左前方から見たエンジンルーム |
左後方から見たエンジンルーム | 左横から見たエンジンルーム |
フューズボックスはエンジンルーム右後にある。 | ホイルキャップは七宝焼き風で美しい。 |
フロントプレーキはディスクブレーキを採用 | フロントブレーキ |
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