1974年7月にデビューしたロータリーエンジン搭載バス。最高出力135PSの低公害13B型REを搭載して、高速クルージングを可能としたほか、スムーズに回転するロータリーエンジンの特性を生かして振動と騒音を抑え、快適な居住性を提供。サブエンジン方式のクーラーがオプション設定された26人乗りのデラックスとフル装備の13人乗りスーパーデラックスの2機種が設定されていた。REが乗用車だけのエンジンでないことを示した異色モデル。
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1974〜1977年の総生産台数は僅かの44台。マツダ量産車中でも極端に少ない生産量 | ![]() |
13Bエンジン搭載。当時唯一の低公害バスだったのだ |
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時代の寵児となるはずが思いがけない第一次のオイルショックで、その前途を断たれた | ![]() |
静粛性とパワーはいまでも充分に通用する |
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テールランプはRE車以外の機種でも同じものを採用 | ![]() |
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リアータイヤはダブルタイヤを採用 | ![]() |
昇降口ドアは中折れタイプ |
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燃料タンクは70リッター容量が2個装着され、それぞれ給油口は別になっている | ![]() |
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排気口は当時の低公害車に採用されたサーマルリアクター車の特徴であるディフューザー付。排気温度を下げるのが目的 |
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トランクリッドは上ヒンジ | ![]() |
トランクスペースはリアーにある。トランクフロアー下の穴はスペアータイヤ取りはずクランクハンドルを差し込む孔、ステーはセルフロック式 |
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公害対策車』を前面にだしての販売だった。今ならさしずめ燃料電池車か? | ![]() |
ドライバー用ドア付。ダッシュパネル右の3連スイッチは客席蛍光灯と乗客昇降口のステップランプのスイッチ |
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メーターは左からタコメーター、スピードメーター、とコンビネーションメーター。タコメーターの後ろにベンチレーター | ![]() |
シルトパターンは前進4段、後進1段及びパーキングP。トルクグライドを採用のためパーキング位置に入れて駐車が必要。この位置にシフトしないと、キーをオフ時警告ブザーが鳴る |
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内開きの中折れドア | ![]() |
エンジンカバーの上にも補助シート |
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シート2列欠品のため乗客数を20名に減員(この車のみ) | ![]() |
シートバックにアシュトレー、2連シート側には夫々補助シート付 |
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運転席横にエンジンルームカバー、ステーはセルフロック エアークリーナー上の床パネルは開く構造で作業性がよい |
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エンジン整備のアクセスは広い |
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フロントサスペンションはリジッド、リーフスプリング式、 | ![]() |
フロントブレーキは2リーディングタイプ |
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オイルクーラーはラジエター前方下側に装着 | ![]() |
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サーマルリアクター | ![]() |
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リアーブレーキはデュアル2リーディングタイプ |
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トランスミッション後部 | ![]() |
テールパイプカッターはディフューザー付 |
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スペアータイヤはりあートランクルームの床下に格納 | ![]() |
フロントスタイビライザー |