1967年5月にデビューした世界初の2ローターエンジン搭載市販乗用車。ロータリーエンジンのコンパクトさを活かした低く流れる未来的なスタイリングと抜群の走行性能は、ロータリーエンジン時代の幕開けを宣言するにふさわしいインパクトをあたえた。翌1968年7月には128psにパワーアップしたL10B型エンジンを搭載し、ホイールベースを150mm延長した改良型コスモスポーツが登場、最高速度200km/h、0~400m加速15.8秒の高性能で話題を呼んだ。5年間で1176台が生産されている。